リスクの範囲内でアセットアロケーションを組む事は投資家にとって重要な事ですね。
バンガード社が簡単な投資家アンケートで推奨アセットアロケーションを教えてくれるので、やってみました。
アセットアロケーションを見直す良い機会かと思いますので、ぜひご参照ください。
*バンガードの診断は5分で終わります。
アセットアロケーションの考え方
アセットアロケーションとは
投資家は、保有している金融資産を、国内株式・国内債券・外国株式・外国債券・現預金・不動産などに分類し、投資家ごとの状況に合わせて適切な配分になるよう、それぞれの分類への資産配分を決めていきます。
これらの分類をアセットアロケーションと言います。
次の3つは、投資を始める&続ける上で必ず押さえるべきポイントです。
- リスク許容度に合わせて投資する(アロケーションを組む)
- リスク許容度は状況によって変化する
- 変化したリスク許容度に合わせて、その都度アロケーションを組みなおす
代表的なのはルール100
自分に適したアセットアロケーションを考える上で一番有名と思われるのがルール100。
100から年齢を引いた数字の%分を株式に振り分け、その他を比較的安全な債権・預金・現金などの資産で運用するというもの。
例えば現在25歳の方は100-25=75ということで、75%まで株式に投資することができます。
この計算方法ですと、歳をとるごとに株式の割合は減っていきます。
⇒リスク許容度が下がる
⇒それに合わせて株式から安全資産にシフトしてリスクを下げる
というロジックですね。
リスク許容度を年齢で計って株式の割合を計算するのがルール100
と言えます。
現在は寿命が延びている関係もあり、100を110や120とするケースもあるようです。
【例】eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
例えばeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)という商品がありますが、ルール100に基づくとこれがどういった商品なのか見てみましょう。
その名の通り8資産に均等に分散されています。
2019年11月時点の資産構成は以下の通り。
株式の割合が約38%(上の3項目の合計)ですので、ルール100に照らし合わせると、
- 62歳の方に適している
- 20代30代など、62歳未満の方にとっては過小なリスクとなっている(もっとリスク取って良い)
というように考えられます。
こういった感じで自身のアセットアロケーションが適切であるか、常に目を配っておく必要があります。
ロムニーのアセットアロケーション
現在の私のアセットアロケーションは以下の通りです。
- 日本にある預金が塩漬け状態
- 米国での投資を始めたのが2019年
ということで、仕方がないですね。
年齢や本業の収入を考えると、株式の割合を大幅に増やすべきと認識しています。
アセットアロケーション診断
バンガード社の投資家アンケート
VOO仲間(と恐縮ながら言わせてください)のりんりさんの記事に触発され、我らがバンガード社のアンケートをやってみました。
りんりさんの記事
バンガード社のアンケート
結果
結果は、株式は70%、債券に30%と出ました。
案の定、預金が多すぎるという結果に。
これからもETFへの投資を加速していくべきと再認識しました。
りんり様は株式100%とのことで、どこでその差が生まれたのか気になります・・。
Bankrate.comの試算
ついでに”asset allocation Calculator”で検索して最上位にくるサイトでも調べてみました。
結果
結果は株式74%、債権12%、現預金14%でした。
株式の割合はバンガード社の結果とほぼ同じになりました。
株式に70%まで投資してもリスク許容度の範囲内になりそう、ということが再認識できました。
まとめ
このアンケート/試算の結果が「理想的なアロケーションと違う!」となる事があれば、理想とするアロケーションが本当にそれで良いのか見直してみると良いですね。
私のように「そうなるよね」と納得感があれば、それはそれで自信がつくので良いかと思います。
*上記の内容は現時点で私の知り得る情報を基に記載しています。
可能な限り一次情報を調査の上公開しておりますが、万が一誤った情報があった場合、ご指摘・アドバイスを頂戴できればとても嬉しいです。
*投資は自己責任でお願い致します。
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