アメリカニューヨーク駐在員の生活・投資環境を実体験で語ります

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この記事ではアメリカニューヨークに住む駐在員の生活の様子や投資環境について、3年の実体験を含めて紹介します。

ロムニー
ロムニー

「海外駐在」ってどんなイメージかな?

 

ウサニー
ウサニー

給料が2-3倍になる!

メイドさんドライバーさん付きの広い家!
英語がペラペラになる!

 

なんとなくこういったイメージはあっても、実態は意外とその通りではないところもありますので、華のニューヨーク生活(!?)にご興味がありましたらぜひこの記事をご覧ください。

アメリカニューヨークの街の雰囲気、治安など

ニューヨーク州・マンハッタン区とは

北米ニューヨーク地図

ニューヨーク州はアメリカの北東部にあります。

青森県と大体同じような緯度にあるので、冬はとても寒いです。マンハッタンを歩くおしゃれなスーツ姿のアメリカ人が、コーヒー片手に白い息を吐きながら歩いているイメージがあると思いますが、冬はまさにあんな感じです。

冬が長く、個人的には10月中旬から3月くらいまでは「冬だなぁ」と感じます。マンハッタンの真冬はマイナス10度になることもあります。

一方夏は割とカラっとしていて、暑さのわりにあまり汗をかかず、過ごしやすいです。セントラルパークに限らず、公園があちらこちらにあるので、夏は公園にお弁当を持っていってピクニックをするだけでも気持ちがよいです。

人口は2010年の国勢調査現在ではカリフォルニア州、テキサス州、フロリダ州に次ぐ4位で1,900万人超。

マンハッタンは電車が発達していて、マンハッタンの中は地下鉄とバスを使えばどこにでも行けますし、楽をしたければUberアプリを使えばタクシー運転手とコミュニケーションをしなくても目的地に無事に到着します。ぼったくられるような心配もありません。

マンハッタン地区の雰囲気・治安

マンハッタンには地下鉄とバス路線が張り巡らされています。そして、グランドセントラル駅という、いわゆる東京駅のような駅が中心部にあり、ここから複数の地下鉄(東京のメトロみたいなもの)に乗れますし、中距離電車(同JR線)にも乗れます。

グランドセントラル駅

これはグランドセントラル駅の真ん中の広場です。地下にはフードコートがあり、日本でも知られているShake Shackなどが入っています。

マンハッタン区内は高層ビルのある地域もあれば、雑然とした地域もあります。

マンハッタン ビル

グランドセントラル駅周辺は高層ビルがたくさんあって、まさにこんな雰囲気です。

他の国と大きく違うのは、いろんな人がいることですね。赴任当初は「自分だけ外国人で、変なことしたら目立ちそうだな・・」と思ったりしましたが、今は「全員が違う考え、違う見た目で、他の人と違うことをしても誰も悪く思わないし、気にしていない。」と気が付きました。

皆が皆の個性を尊重して暮らしていることが良く分かります。この点はとても過ごしやすいです。

幼稚園では「みんなの家ではどういった家具や飾りつけがあって、どういう風に行事を祝い、どういったファミリーができて、どう過ごしているのか」を話し合って、「みんながそれぞれ如何に違うか。それを尊重することが大事か」を学ぶような授業がありました。

日本ではなかなか無い教育ですね。

治安は日本と比べると良くはないですが、マンハッタン中心部は夜も明るく人も結構いて、夜に飲んだ後に夜10時や11時にフラフラ一人で歩いていても全く問題ないです。

マンハッタン郊外の雰囲気・治安

一方で、グランドセントラル駅から中距離電車に乗って北に30分から一時間弱の範囲に、ウェストチェスターという群があり、駐在員が多く住んでいます。

ここでの生活には車が必須で、一戸建てであればイメージ通り「大きな一戸建て」に住めますし、マンションでも綺麗なマンションに住めることが多いです。駐在員は住宅補助がだいたい月に3,000-4,000ドルくらいは出るでしょうから、それなりの家に住むことができます。日本ではなかなかできない経験です。

アメリカ戸建て物件

駐在員はまさにこのような家に住んでいます。

治安も地域によりますが、危ないところは危ないので、暗くなってからはあまりで歩かないようにしています。出かけるとしても車で出かける方が安全ですね。

海外駐在員とは

会社の社員が、会社からの命令で海外に中長期に滞在して生活・仕事をしている場合、「海外駐在員」と呼びますね。現地で採用された人は「ローカルスタッフ」「現地採用」といった呼び方をされます。

海外駐在員の一番の特徴はやはり待遇の良さ、給料および手当や福利厚生が良くなることですね。
あとは良いことも悪いこともありますが、貴重な経験ができることですね。

その反面、不慣れな文化で不慣れな言語で生活をするという苦労があり、特に家族にとっては、待遇は良いが生活の苦労が大きすぎる、というケースもあるかもしれません。

ニューヨーク駐在の生活環境

環境の変化をどう思うかは人それぞれ感じ方が違いますので、良い悪いはそれぞれですが、日本にいた時とは大きく環境が変わます。

駐在員本人の生活環境

本人の変化はまず職場の変化ですね。日本にいた時より求められる仕事の質が上がります。職位も変わることが多いでしょう。

例えば日本で平社員だった人がこちらに来るとマネージャーになったり、部下を持ち、教育する立場になります。日本で課長だった人がこちらではジェネラルマネージャーになったりします。

特に平社員からマネージャーへの変化は大きいですね。

あとは、当然ですが英語で仕事をすることになります。日本でも海外営業とかの仕事をしていれば特に変化はないですが、それでもネイティブ英語の発音や言い回しには最初はとまどいます。これはそのうち慣れますね。

また、以下の通り家族が大変な状況になるので、仕事に加えて家族のサポートしないといけません。私は仕事よりこっちを優先していました。家族が苦労しないようにできる事は全部するようにしています。

家族が幸せでいてくれないと、なんのために仕事しているのか分かりませんからね!

家族の生活環境

英語を話す

新しい場所に引っ越しになるので、まずは知り合いが誰もいない状況に放り込まれます。この時点で人によってはすでにツライ状況ですが、さらに「英語でないとコミュニケーションがとれない」という状況です。

引っ越し直後は特に、新居のガス水道電気などの手続きを英語で、住んで数か月はどこかしら故障するので、修理依頼を英語でメンテナンスの人が来たら英語で対応、役所の手続き方法を調べるのも英語、役所での手続きも英語書類も英語・・・。

とくにかく英語づくしで、文化も違うため、「日本ではこうだったから、こうしとけば大体OKでしょう」といって進めてしまうと、後から大変なことになります。

運転免許証の実技テストも、隣にアメリカ人が乗って英語で指示された通り運転しないと受かりません。子供が小さい家庭だと、同じ駐在員のママ友を作ることは生きていく上で必須になります。そうしないと日中会話をする相手がいません。

日本人のベビーシッターさんも何人かいらっしゃいます。口伝で知り合って、個人的にお願いするような形です。

ニューヨーク駐在の投資環境

日本株の取引、アメリカでの株取引

投資家ブログとして、投資環境についてもふれたいと思います。投資環境も大きく変わります。

海外駐在員は日本での株式の個別取引ができません。私は日本では丸三証券さんで日本の個別株を取引きしていましたが、駐在が決まった直後にすべて売却して現金化しました。

その後アメリカでFirstrade Securities Inc.にて証券口座を開始して、ETFの取引を開始しました。

日本にはないメリットとして、アメリカにはDRIPs(配当金再投資制度)という制度があり、得られた配当金をそのまま投資に使うことで、税金を引かれずに済むという制度です。私はETFでの分配金はすべてDRIPを使って再投資しています。

クレジットカード大国 アメリカ

投資とは若干話が違いますが、個人的に一番驚いたのがクレジットカード発行によるベネフィットの大きさです。

ロムニー
ロムニー

ほとんど苦労なくしてヨーロッパ旅行代金が手にはいります。

日本でクレジットカードを発行すると、良くても7,000ポイントもらえるとか、5,000ポイントもらえるというのが限界だと思いますが、アメリカはスケールが違います。

例えばHilton Honors Aspire Cardを作ってある条件をクリアすると、Hiltonポイント15万ポイントが手に入ります。このカードは年会費がかかりますが、裏技を使うと年間費は全額回収できますので、実質無料でこのポイントが手に入ります。

年会費を払うカードが嫌という場合は、年会費無料のHilton Honors Cardを発行して同じくある条件をクリアするとHiltonポイント7万5千ポイントが手に入ります。

Hilton15万ポイントがあればブルックリンのヒルトンに3泊泊まれますし、大体7-8万円相当の価値があるので、クレジットカード発行によりメリットは日本のクレジットカードとは比べものになりません。

私はこれを利用してすでにヨーロッパ往復のフライト代金、現地でのホテル4-5泊分を家族4人分まかなえるほどのポイントを入手しています。

アメリカ駐在員のベネフィットのうちの一つですね。

ニューヨーク駐在生活 まとめ

ニューヨーク駐在生活の様子をいくつかご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。

新しい環境での苦労はありますが、給料や家賃補助のメリットがあり、なんといってもニューヨークで生活するという経験ができるのは、何事にも代えがたい経験です。

海外駐在員は希望すればだれでもできる経験ではないですが、参考になれば幸いです。

家族で土日でかけるのはどういったコース?
アメリカ人の上司、部下とのやりとりはどんな感じ?
ベビーシッターさんはどうやって探すの?

などなど、ご希望があればご質問頂ければ知っている範囲で記事にしたいと思います。

ご覧頂きありがとうございました。

*上記の内容は現時点で私の知り得る情報を基に記載しています。
可能な限り一次情報を調査の上公開しておりますが、万が一誤った情報があった場合、ご指摘・アドバイスを頂戴できればとても嬉しいです。
*投資は自己責任でお願い致します。

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