こんにちはロムニーです。
先日2019年の収支実績を公開致しましたが、他の皆さんと比較してどうなのかが気になったので、ネット上に落ちている他の事例と比較してみました。
私のケースはあくまで一例であり、一般的かどうかは不明、と理解して頂くためにも、ご覧いただければと思います。
早速ご覧ください。
なぜ海外駐在員の年収を他の方の事例と比較するのか
理由1
こちらの記事で日系メーカー海外駐在員の2019年の収支を公表させて頂きましたが、

『私の例だけを見て一喜一憂・参考にして頂くのは、キャリアプラン/将来の資産運用を考える上で不十分な情報だ』という思いが出てきましたので、他の方の事例と比較してみようと思いました。
私のケースはあくまで一例であり、国・地域・会社・職位などでいろいろなケースがあると思います。それこそ100万円単位で結果が違ってくると想像します。
理由2
単純に、自分自身も、他の皆さんと比較して自分の手取り収入と支出金額が多いのか少ないのかが気になったので、比較したくなりました。
海外駐在員の年収:比較対象の方
Google様でいろいろ検索してみましたが、残念ながらなかなか比較できる情報が出てきませんでした。
結果的に、私が駐在することが決まってから頻繁に年収情報について参考にさせて頂いた次のお二方と比較させて頂くことにしました。
『選択のすゝめ』様
現在もアメリカに駐在されていて金利収入と配当金で不労所得を倍増させる『選択のすゝめの不労所得倍増計画』に注力されています。
2019年12月の不労所得は約1,080ドル!!
自分が不労所得を得るために資産運用を開始する前、ブログをよく拝見していました。(今も拝見しています。)
海外で働く日本人サラリーマンが給料と株で資産1億円達成するブログ
今回参考にさせて頂いた記事

『へらじか』様
2015年から2018年までアメリカに駐在されていた方です。
2019年現在も欧米地域のマーケティングとグローバルの事業戦略を担当されているそうです。
- グローバルな働き方
- 働き方改革と男性の育児参加
- 個人による資産運用の促進
という、現代日本が求める像を地で行く2020年の働き方ロールモデルを地で進まれています。
この方の駐在員の年収の記事(後述)は日本人の駐在員の方は全員みたことがあるのではないでしょうか。
駐在・年収関係で検索すると、必ず検索上位に出てきます。
私も相当お世話になりました&なっています。
へらじか@海外マーケのブログ

今回参考にさせて頂いた記事

同じ海外駐在員の年収比較 項目ごとに比較!
早速比較表をご覧ください。
一部情報が載っていない部分は空欄にしています。
3人とも30代でメーカー駐在員、家族帯同という共通点があります。
お名前 | ロムニー | 選択のすゝめ様 | へらじか様 | |
属性 | 30代中~後半 日系メーカー マーケティング 妻子子の4人家族 部下ありマネージャー 残業代無し (Exempt Employee) | 弱小メーカー (ご本人談) 30代 家族帯同 現地責任者 | 30代前半 日系メーカー マーケティング 妻と子供2人の家族構成 マーケティングマネージャ 部下無し 残業代無し (Exempt Employee) | |
収入 | 年収 (税込み) | 1,650万円 (150,000ドル) | 1,883万円 ($1=112.70円) | |
手取り年収 (税引後) | 1,115万円 ($1=110円) | 1,210万円 (111,000ドル) *2019年 | 1,096万円 ($1=112.70円) | |
年 | 2019 実績 | 2017 実績 | 2017 実績 | |
家賃 | 別途支給 (上限あり) | 年収に含む (月2-3千ドル) | 年収に含む (月2,200ドル) | |
車 | 別途車を支給 | 年収に含む (月数百ドル) | 年収に含む (月350ドル) | |
医療保険 | 会社負担 | 年収に含む (金額不明) | ||
教育費 | 別途支給 (上限あり) | 年収に含む (年14,000ドル) *2019年 | 年収に含む (年間11,400ドル) | |
支出 | 家賃 | 月2-3千ドル | 月2,200ドル | |
教育費 | 2,000~3,000ドル/月 | 年間11,400ドル |
*2020/1/7:「年収」の単位と「年」を修正
手取り年収 図の黄色ライン
私とへらじか様は約1,100万円でほぼ近い金額です。
選択のすゝめ様とへらじか様の税込年収を比較すると選択のすゝめ様が若干少ないようです。
年齢も影響しているかもしれません。
会社からの補助 図の青色ライン
大きく違うのが会社からの補助で、私の場合は家賃・車・医療保険・教育費は一部上限があるものの、1,100万円の手取り年収とは別で支給されます。
選択のすゝめ様はこれらを合わせて43,000-44,000ドルほどを手取り年収から支払われていました。
へらじか様は同じく42,000ドル+医療保険(?)を手取り年収から支払われていました。
手取り年収から生活に必要なコストを差し引くと、大きな差があるようです。
結局年収や手取りは会社の制度次第
この比較だけを見ると自分の会社の制度が優遇されているのかもしれませんが、そもそもたったの3社(3者)の比較ですので、「駐在員の年収がどれほどか」という一般的な答えは分かりません。
資産形成という意味では、手取り年収だけでなく支出も比較してみないと意味がないですし、支出は家庭事情や住んでいる地域にも左右されます。
今回のお二人の支出が私よりも少なければ、入金力が私より高いという事も十分あり得ます。
金融機関の駐在員の方は私の1.5倍から2倍くらいは年収があるようなイメージです。
海外駐在員の年収よりも、人として大事なことがある
本記事の主旨とは若干ずれますが、「年収が多いことを自慢したいのか」と誤解されてしまうのは本意ではないので、一言(より長いですが)書かせて頂きます。
本記事の主旨はあくまでも「駐在員の年収・手取り」にだけ注目して比較しております。その大小が人間としての良し悪し等を決めるものでは全くないと思っています。
あくまでもただの数字として、
- 駐在員の年収などのご興味がある方に向けて参考にして頂く
- 自分の将来の振り返りのためにブログに記録しておきたい
という考えて記事にしております。ご理解いただければ幸いです。
また、お二方とも素晴らしい考え方や実行力を持たれた方だと思っており、だからこそリピートしてブログやTwitterを拝読したいと思っています。
選択のすゝめ様
2010年にアップル株で米国株から(!)投資デビューされています。ついに先月(2019年12月)に不労所得月10万円を達成されました。ブレずに入金と継続的な行動をされてきたからこその結果かと思います。
2010年より前にブログを始められていて、これまで継続されている時点ですでに尊敬。
10年後、私もこうありたいです。
へらじか様
駐在中もさることながら、帰任された今のご活躍を拝見すると、誰かのためになる情報発信を積極的にされ、新しい事に挑戦されている所を見習いたいです。
2019年はnote開始、Twitterスポンサーを募集し2名の方をサポートされるなど、「同僚と飲んで会社に文句を言うという非生産的な行動(それはそれで、ごくたまには良いけれど)をとるよりも、スピード感のある思考と試行の実験を自分のできる小さな範囲でやりたい」という思いで行動されています。
やはり何かを学ぶにはとにかく最初の一歩を早く踏み出すという実行力が大事だと思います。
今後のご活躍にも期待。
2019年を振り返られているnoteはこちら。

海外駐在員の年収比較 まとめ
近い属性でも会社や地域によってこれだけ手取り年収やルールに差がありますので、やはり私のケースはあくまで一つの例としてご覧いただいた方が良いかと思います。
- 会社の制度をしっかり確認して手取り金額を把握
- 家計簿をつけて節約マインドを持ち支出をコントロール
この2点を続けて入金力(貯金or投資)を高めていくという基本スタンスはこれからも継続していきます。
選択のすゝめ様
記事への掲載を許可頂きありがとうございました。
へらじか様
不都合な点や修正すべき箇所があればご指摘下さい。
すぐに修正させて頂きます。
*上記の内容は現時点で私の知り得る情報を基に記載しています。
可能な限り一次情報を調査の上公開しておりますが、万が一誤った情報があった場合、ご指摘・アドバイスを頂戴できればとても嬉しいです。
*投資は自己責任でお願い致します。
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