こんにちは。ロムニーです。
2019年が終わったので1年間の収支を振り返ってみます。
日系メーカー海外駐在員の収入や生活費などに興味がある方はぜひご覧ください。
全て詳細に公開しています。
長くなりますのでポイントを先に挙げると以下のようになりました!
- 日系メーカー駐在員(30代管理職)としての手取り収入は1,115万円
- ニューヨーク駐在員の家族4人の生活費は458万円
ちなみに、ロムニー家はあまり贅沢しない方だと思います♪
予算についてはこちらをご覧ください。
それでは早速「日系メーカー海外駐在の手取りを大公開!手取り収入1,248万円 支出648万円 収支プラス601万円。(2019年実績)」をご覧ください。
2019年は 収入1,248万円 支出648万円 収支プラス601万円
1年分の実績と予算との比較は以下の通りでした。
まずはグラフから。詳細はのちほど説明します。
ドルから円への為替レートは109.58としています。
収入の各項目についての振り返り
収入の予算との比較をしていきます。
給与/賞与が1,115万円
駐在すると家が建つ⁉
これは手取りの収入になります。年収ではありません。
アメリカでの住居費や車リースの補助金が会社から出ますが、この手取り金額には含めていません。
どちらも会社が負担してくれる範囲内に抑えており、収入からも支出からも除外しています。
「海外駐在員になると手取りが1.5倍に増える」「海外駐在中の給料で家が建てられる」と言われます。
日本にいると手取り700万円くらいだと思うので、確かに1.5倍以上になっています。
さらに言うと駐在中は会社が住居費や車の維持費を負担してくれる(日本の場合は手取りの中から出していました)ので、手元に残る金額は駐在員の方が多くなります。
年間600万円貯金や投資に回せるとすれば、5年で3,000万円。
確かに3,000万にいくらか足せば駐在すると家が建ちそうです。
ハードシップ手当
駐在員にはハードシップ手当というものがあり、
- 中東などの危険な地域
- 発展途上国など、日本食や必要な日用品等の入手が困難な地域
これらに赴任する場合は高額な手当が出て手取り総額に大きく貢献します。
「海外駐在中の給料で家が建てられる」というのは、こういった地域に赴任する場合で、
例えば
イランに駐在して帰ってくるとみんな家を建てる
といったパターンであれば、「イラン御殿」などと言ったりします。
余裕で家が建ちます。
ちなみに私が働いている会社はニューヨークだとハードシップ手当ゼロです。
国内出張中、宿泊しているホテルの近くのレストランで朝銃撃戦があり犯人が射殺されたりした経験もあり、納得できませんが・・。
その他収入が133万円
日本の自宅を貸し出しているので、主にその賃貸収入です。
支出の各項目についての振り返り
支出の予算との比較で差が大きい部分をピックアップしていきます。
娯楽が99万円
大型の旅行(34万円)を予算に入れていなかったので予算と比べると24万円のマイナスになってしまいました。
旅行以外にも遊びに関わる支出が含まれています。
駐在員は旅行ざんまい⁉
ロムニー家の旅行回数は以下の通り。
一泊の旅行:4回
2-4泊の旅行:3回
「せっかくアメリカにいる今の内に」という旅行があるので、旅行は多めでしょうか。
孤独に(私はいますが)子育てをしてくれている妻のためにも息抜きで旅行は必須かと思います。
ただブルックリンに一泊して美味しい物を食べ歩いて帰ってくる一泊旅行とかしていました。
日帰りできますが、「一泊する特別感」「家事からの解放」が息抜きになると思います。
ホテル代金はHiltonのポイントで支払いしているので、ほとんどかかっていません。
日本に帰国した時に田舎に孫の顔を見せに帰るので、その旅費も含まれています。
外食が33万円
月2万7千円です。
1週間に一回7千円くらいを使っている計算ですね。
アメリカという異国の地で子育てする家族にとっては、息抜きが大事なので、外食の頻度は日本にいる時よりも必然的に高くなります。
さらに一回あたりの金額もニューヨークですので高くつきます。
ランチで日本食を食べると、大人2幼児2の4人で5-6千円です。(質は日本のファミレスくらい)
ちゃんとした美味しい日本食ランチを食べると8千-1万円とかになります。

高すぎる・・・
交通費が57万円
体調を崩したときに急遽家族にニューヨークに来てもらったので、フライト代金がかさみました。
食品日用品が114万円
月9万5千円です。
毎週のスーパーでの買い物と、トイレットペーパーや服や靴も含まれています。
とにかく食品と日用品が高くて、毎週スーパーで食材の買い出しで1万-1万2千円くらい使っている気がします。
予算は56万円としていたので、倍近くかかっていました。
ニューヨークの物価は高いことがよく分かりました。
生活費が270万円
ローン、電気ガス水道、スマホ、保険の代金が含まれます。
ニューヨークでの家賃は会社が負担してくれていますので、ここには含まれません。
電気ガス水道の代金は日本とそれほど変わりません。
付き合いが8,000円
月1回くらいは会社の自腹の飲み会に行くことになるだろうと思っていましたが、結局ほぼ行きませんでした。
仕事が多忙を極めている&家族との時間を最優先したいキャラを確立できたおかげです。
収支がプラス601万円
収支ほぼ予算通りで、プラス601万円になりました。
自分でも驚きの金額になりましたが、過去数年の駐在生活で同じだけ入金があったら、今頃資産はもっと多いはずなのに、なぜかここ数年でそんなに増えた気がしません・・。
家計簿つけてなかったため、多分無駄に使っていたんだろうと思います。
次のような好循環ができた良い年でした。
- 家計簿をつける
- 家族と共有する
- 節約志向が高まる
- 節約が進む
- 入金力アップ
- 投資へ
妻にこの結果について質問してみました。
ロム妻:んー・・・・500万かなぁ。
ロムニー:おぉ!!600だよ!
ロム妻:あ、違う違う。日本の時と比べてプラス500だよ。
ロムニー:なんやてー!!! (焼きたて!!ジャぱん風)
妻が決してよくばりな性格なわけではなく、日本での生活と比べて苦労がそれだけ多いということです。
「海外駐在=高給だしキラキラした経験ができていいね!」というイメージだけでなく、苦労も多いことが分かります。

もちろん駐在して得られた良い経験もたくさんありますよ!
まとめ
日系メーカー海外駐在の手取りを公開してみましたが、いかがでしたでしょうか。
手取り収入は1,248万円、支出は648万円でした。
ここからローンの支払い、家賃収入を除いた、「海外駐在員としての手取り、支出」は最初に示した通り以下のような結果になりました。
- 日系メーカー駐在員(30代管理職)としての手取り収入は1,115万円
- ニューヨーク駐在の家族4人の生活費は458万円
これが多いと感じるか少ないと感じるかは、海外駐在で得られるメリット・デメリットによって人それぞれですが、これから駐在される方、今駐在されている方達にとって参考になればと思います。
*上記の内容は現時点で私の知り得る情報を基に記載しています。
可能な限り一次情報を調査の上公開しておりますが、万が一誤った情報があった場合、ご指摘・アドバイスを頂戴できればとても嬉しいです。
*投資は自己責任でお願い致します。
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