この記事ではロムニーの2020年の投資方針の作り方、投資方針についてご紹介します。
投資方針(【何に】【いくら】投資するか)を決める上で私が大事にしているのは3点です。
- 投資可能な金額を考える
- 自分に合った投資対象を決める
- 最悪の事態に耐えられるか確認する
いつかくる暴落に備えて十分な現金を保有しつつ、メンタル面での準備も継続したいと思います。
資産運用方針を作成する3ステップ
ステップ① 投資可能な金額を考える
私は以下の3つの支出を除いた全額が投資に回せる金額と考えています。
- 生活防衛費=1年分の生活費
- 子供のために最低限確保したい教育費(学校✙習い事✙塾)
- 住宅購入費(計画があれば)
この3つを確保できていれば、残りの金額を投資に回して、投資した分が半額くらいになっても問題ないです。
個人的には、お金に困ったら、冷や飯を食べてでも子供の教育費は確保したいです。
子供と妻の幸せが自分の幸せです。
ステップ② 自分に合った投資対象を決める
主に以下の要素で投資対象は変わってくるかと思います。
- 短期で増やしたいのか長期で増やしたいのか
- 投資の勉強にかけられる時間が多いのか少ないのか
- 精神的に取れるリスクはどれくらいか(鉄の意志が有るか無いか)
- 会社分析に興味があるかないか
乱暴な言い方をしてしまえば、IPOで一発大儲けで増やしたいのか、インデックス投資で10年単位で増やしたいのか等を自分の好き嫌い・向き不向き・時間の制限などを考えて決めていく作業です。
合う投資対象は人それぞれで、この選択をそもそも間違うと、失敗しやすいです。
ステップ③ 最悪の事態が起こっても経済的&精神的に耐えられるか確認する
「最悪の事態」を想像してみましょう。
個別株式であれば、対象会社が倒産する可能性があります。国債を買っていても、国の財政が破綻する可能性があります。
経済的に耐えられることはすでに確認済なので問題ないですね。
精神的に耐えられるかどうかについては、シミュレーションをしてみることをお勧めします。
私はリーマンショック前後の株価推移が仮に2020年に起こった場合をシミュレーションしました。
より具体的であればあるほど良いですね。
すべて問題がなければルールに従って投資を進める
投資資金と投資対象が決まったら、ルール通りに投資を進めます。
個別株投資の長期保有であれば、日々銘柄分析を行い、良いタイミングで投資します。
インデックス長期積立であれば、粛々と投資を行っていきます。
個別短期中期であれば、購入の都度ルールを確認します。
などなど
どんな方針にせよ、
最初に決めた投資資金の範囲内で
ルール通りに
投資を実行していくことが大事です。
2020年の資産運用方針
ステップ① 投資可能な金額
最低限確保すべき支出は以下3つ
●生活防衛費=1年分の生活費
●子供のために最低限確保したい教育費(学校✙習い事✙塾)
●住宅購入費(計画があれば)
生活費は1年分として400万円の預金を維持します。
教育費は本業の手取り収入から毎年出せば足りそうです。
住宅は購入済でローンを返済しています。住宅費も本業の手取りから返済可能です。
私の会社はリーマンショックでも多少ボーナスが減ったくらいの影響で済んだ&クビになることは99%無いので、会社に勤めていれば将来の教育費は支払えるというのは運が良いです。
大病を患うというリスクはありますが・・。
2019年末時点の資金(預金+ETFの合計)は
1,650万円(日本円1,100万円+ドル550万円分)
2020年追加予定資金は
600万円(日本円500万円+ドル100万円分)
日本で塩漬けになっている(これからなる)1,600万円を除くと650万円分のドルが投資可能額。
このうち270万円分はすでにETFに投資済みですので、2020年投資額は400万円くらい(380万円)をめざすこととなります。
毎月33万円くらいです。3,000ドル/月にします。

待機資金1,600万はもったいない気がしてきた・・。
ステップ② 自分に合った投資対象を決める
今年もVOO一択を継続します。
先ほど挙げた、投資対象を判断する要素は私の場合以下の通り。
会社分析に興味はありますが、分析をする時間が無く(時間を効率的に使いたく)、鉄の意志があるという強みを活用するために長期インデックス投資を選んでいます。
【なぜVOOか】については以下記事ご参照。
ステップ③ 最悪の事態が起こっても経済的&精神的に耐えられるか確認する
2020年に追加で400万円を投資して、2020年12月に暴落が発生、ETFの価格が50%下落するとどうなるか確認。
現時点で10%の含み益なので、2020年12月にそこから50%減るとすると例えばこんなイメージ・・・
*株数は無視してください。
約700万円使って投資してきたものが、300万円の価値しかないというのは絶望的な状況ですが、
- 長期投資のロジックに立ち返る
- 1,000万円を越える預金がある
この2つを考慮すると、ろうばい売りはせずに済むと想像します。
暴落時に買い増すための準備金
暴落時には毎月の積立額を増やしていきたいと思っています。
”暴落時”の判断は難しいですが、割安な水準と思ったら、TransferWise(銀行送金よりも割安に為替売買&送金ができるサービス)を使用して日本円をアメリカに資金移動して増額投資します。
その時が2020年に来るのか、その先になるのかは分かりません。
投資方針2020まとめ
✔ 年間400万円、月33万円(3,000ドル)をVOO投資で積み立てる。
✔ 暴落時と判断した場合は投資額を増やす。
愚直にVOOへの投資を続けていきます。
資産運用方針が変わる可能性
「暴落」の判断基準
✔ なにをもって暴落と判断するのか
✔ 暴落と判断したらいくら積み増しするのか
このあたりもルール化することができれば、迷いがなくなるので良いと思います。
検討課題です。
Twitterにて長期株式投資(@budoukamail)さんが、とても参考になることをつぶやいてらっしゃいました。
株式投資に必勝法はないが、一つだけ勝率が高いと確信している戦術がある。
それは暴落時に買うこと。
暴落時は優良株も価値に関係なく売られる。そんな時こそ狙い目だ。
では、暴落の定義をどうするか。
歴史上のランキング20位に入れば暴落とみなしていいだろう(^^)
(※黄色はリーマン関連) pic.twitter.com/rzLToD2L3B
— 長期株式投資 (@budoukamail) December 20, 2019
いつも株式投資に関する有益なつぶやきをされています。
「暴落の定義」をする際に参考にしたいと思います。
暴落に関する指標については以下の記事でまとめています。

塩漬けされている日本円をアメリカに資金移動
過去に一度ざっくり検討した結果では、そのまま日本に残しておこうと判断しましたが、さすがに塩漬け金が多くなってきたので再度検討します。
資産運用方針【2020年】まとめ
塩漬け資金が気になりますが、2020年の投資総額の目標を決めることができました。
とにかく株価や含み損益に惑わされることなく粛々とルール通り積み立てを続ける
この事に引き続き注力するとともに、より良い投資ルールがないかの検討を継続していきます。
海外駐在員ですので平均的なサラリーマンよりは入金力は高いですが、これがいつまでも続くわけではないので、2020年も資金を大事にしつつ倹約に励みます。
*上記の内容は現時点で私の知り得る情報を基に記載しています。
可能な限り一次情報を調査の上公開しておりますが、万が一誤った情報があった場合、ご指摘・アドバイスを頂戴できればとても嬉しいです。
*投資は自己責任でお願い致します。
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